2014年06月05日

モーツァルト様



ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト様。

世界でもっとも人気の高い作曲家の一人であられます。

クラシック界で「神童」と言えば彼の事になります。

幼いころから、いかんなく才能を発揮しておられました。

父はレオポルト・モーツァルトで、宮廷作曲家であり、この「チチモー様」(牛じゃありません)

の作品も今にしっかり残っていています。

「おもちゃの行進曲」などが有名です。

キューピー3分クッキングの曲ではありませんので、お間違えのないように。

作曲家がW・モーツァルトなら息子,L・モーツァルトなら父です。



父は、ベートーヴェン様のお宅とは違い、息子の才能を見抜いて、健全に父親らしく音楽の教育を施しました。


モーツァルト様といえば、6歳ぐらいの時に、7歳ぐらいのマリーアントワネットに

「大人になったら結婚してあげる」と言ってのけたエピソードがそこそこ有名です。

子供のいきおいってってすごい。本気?それとも社交辞令??



さて、この「言ったもん勝ち!」みたいな

夢のような時間も過ぎて


青年時代にはいとこのお嬢さんに恋をされます。

彼女にあてたお手紙がのちに公開されていますが

この内容がですよ、、、私の口からはちょっと・・・(笑)

それに、ここに載せたら河浦ネットステーションから苦情の電話がかかってきそうなので、無理なんです。

神童様も、か~な~り、やんちゃな・・・一面があったようです。

気になる方は、自分で調べて下さい(^_^.)


また、時は過ぎ、いよいよコンスタンツェという女性と結婚します。

ご安心。彼女宛てのお手紙内容はだいぶ「大人」なものとなっているようです。

やっぱり、人間年を取ると落ちついてくる模様です。

みんな一緒!

「近頃の若いもんは!」のセリフもこれからは考えて使わなければなりません。


人生の半分ぐらいを演奏旅行に費やしていたモーツァルト様は、

自分が不在の時のコンスタンツの「浮気」を心配していたもようで、それがお手紙に垣間見えています。

な~んかこういうところも今っぽい。

当時に携帯電話が無くって本当に良かった(爆)




それにしても、プライベートの手紙の内容なんて、ぜったい極秘にしたいのに、

偉大なる作曲家ゆえに、暴露されて、大注目されて本当にお気の毒な話です。

ワイドショーです。プライバシーの侵害です。


では、楽譜のみならず、それらの個人情報はどうやって白日の下にさらされたか。

神童であったにも関わらず、裕福とは遠い状況の中で、モーツァルト様は35歳で逝ってしまわれます。

その後に、妻のコンスタンツェが彼の残した(知的)財産等を売ったそうな。

先の問題作「口にはばかられるやんちゃなお手紙」も、そうやって他人の手に渡った模様。

しかも、いくつかの曲に至っては、「あっちの人に1枚、こっちに2枚」と渡したらしく、

再び組み立てるのが大変だったそうです。

コンスタンツェ・・・・このっ、商売上手!!!!!・・・というべきなのでしょうか。

女はさすが。ちゃっかり、というか、したたか、というか。



さてさて、彼の代表作といえば、

「アイネクライネナハトムジーク」とか・・・・早口言葉で3回いえるかな?

「トルコ行進曲」とか、ありますど、

今だったら、

「ソナチネ1番ハ長調K・Ⅴ439b4楽章」かな、と私的には思います。

ココリコ黄金伝説で、節約料理が美味しかった時にながれる、平和な感じのピアノの曲です。



私事ですが、学生の時、先生に「あなたはモーツァルトよりベートーベンの方が向いてると思うわ」

とか言われて、あんまり弾かなかったんです。

でも、憧れていました。モーツァルト様の、あの、ポロポロポロポロ・・・・っていう平和的、かつ繊細なメロディーパッセージに。

モーツァルト様のお話はいろいろありすぎてとても書ききれませんので、

今日は、ちょっと変な角度から書いてみました。

読んでいただき、ありがとうございましたhime29

























  


Posted by モデラート  at 19:36クラシック作曲家の皆様♪