2014年05月13日
ベートーヴェン様
ベートーヴェン様です。
かなりモザイクがかっていますが、
さすがに、この絵は有名です。
本名を、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン様といいます。
クラシック界で「楽聖」といえば、この方のになります。
この世界も肩書つけるの好きですよね。
「〇〇の守護神」とか「〇〇のプリンス」とか「〇〇の異端児」とか
まるで、スポーツ界みたいですね。
生まれはドイツで、先日のヘンデル様と一緒でビールとソーセージの美味しいところです。
さて、2択ですが
①家族の反対を押し切って大成派
②もともと音楽家庭に育った派
とすれば、ベートヴェン様は②になります。
宮廷歌手の父と宮廷料理人の母の間に長男として生まれます。
しかし、ここで問題が。。。。
この父は、大酒のみのとんでもないアホタレだったそうです。、
息子の音楽の才能を見い出す確かな目だけは持っていたようで、
「愛する息子には自分以上の偉大な音楽家を目指してほしい」
・・・・・・・・・・・もとい
「どうにか育てて、金儲けをさせよう!」
とまぁ、ありえない理由から息子に音楽の英才教育を施すことになるのです。
しかも先生のつては、父親の酒飲み仲間だったといいます。
世界仰天ニュースみたいな話です。
当然のことながら、父親はアル中で亡くなります。
世の中の男性のみなさん、アル中はしんどいだけでなく(なった事ないのでわかりませんが)
かっこ悪いので、くれぐれも気を付けてください。
オーストリアのウィーンに音楽修行の旅に出て、モーツァルトを訪問し、
ハイドンに師事したりするのですが
20代のころから持病の難聴が悪化してやがてほとんど聴こえなくなります。
世間を騒がせたサムラコウチさんが「現代のベートーヴェン」と呼ばれていたのはここです。
風貌、ではないですよ。
でも、釈明会見の時にすっきりした髪型しておられましたから、少しは意識されていたのかもしれませんね。
やがて、聴こえなくなり、絶望のあまり遺書を書いて自殺しようと考えますが、音楽への情熱でその危機を乗り越えます。
遺書はまだ残っています。
オークションに出品されたらいったいいくらぐらいになるのでしょう。
代表作はありすぎます。
「だだだだ~~~~ん」でおなじみ、だれでも聴いた事がある「運命」
あとは、ドラマ「のだめカンタービレ」のテーマ曲とか
でも、「エリーゼの為に」ってピアノ曲、有名ですよね。
早いお子さんだと小3ぐらいで弾いたりします。
あのですね、ベートーヴェンさまの、生涯の中に「エリーゼ」という方は登場しない、と何かで読んだことがあります。
しかし「テレーゼ」という女性は居て、実際に「テレーゼ」と別名で呼ばれているソナタ(形式の曲)があります。
多分この女性の事だろうとのことです。
では、なぜ、「エリーゼ」となったのか?
それは、、、、、
ベートーベンはかなりの乱筆だったそうです。
それで、たぶん、最初に楽譜を見つけた人が
「う~~~む、これは多分エリーゼと書いてあるのだろう!そういう事にしてしまえ!」
と、なったんでしょうね。
ベートーヴェン様に限らず、音楽家は昔から愛する女性には曲を贈っていたようです。
詩をのっけなくてもいいんだから、私にも出来るかな。
・・・・・・でも、今の時代は、胃袋つかんだ方が確実ですね。
がんばれ。私