モデラート音楽教室の日常♪

ここのところ、震災の事が頭を大きく占めていて

先週木曜日には市内の友人の所にいってきて、

その翌日の金曜日、ハッ！としたのです。

金曜日の生徒さん、今日で私のレッスン終わりだった。

と。

土曜日は30日までなんですが、金曜日は29日が休日の為、22日で終了だったのです。

ちなみに、ヤマハ音楽教室系列の楽器店は、4月で年度締め、5月から新しい年度となるのです。

長い生徒さんだと、5年以上のお付き合いのあった生徒さんであり、

2年前「私は2年後に居なくなるから、他の先生に移る選択もあるよ」と告げたにも関わらず、


私の元に残ってくださった、いわば私が勝手に思っているだけかも知れませんが、

絆の強い生徒さんたちなのです。

なのに、その最後のレッスンを心なしフワフワした状態で迎えてしまいまして。

地に足がついてなかったです。色々あったにせよ、私は天草の地に足をつけておかなければならないな。と。

でも、プレゼントは今回、前もって考えてオーダーしていたので、本当によかったです。

先日、こちらにも載せておられましたが、べべしとろんさんに、消ゴムハンコをつくっていただいてました。

生徒さんのイニシャル入りです。

小中学生の女子は、紙アイテムが大好きなはずだから、

これだったら、かなり使ってもらえそう。

急な大量オーダーにも関わらず、快く受けてくださり、ほんと感謝しています。

最後のレッスンは感慨深いものとなりましたが、


「別に他人になるわけじゃないんだからね。」

「生徒と先生の関係がちょっと変わるだけだよ」

とつたえました。

保護者さんにも、暖かい言葉をかけていただき、

そうそう、最後のレッスンなのに一人のお母様には

「せんせい、たまにブログ見てます」

って、

最後に言うんですか？それ。みたいな（笑）

このブログもみていただいているのでしょうか。


担当は変わりますけど、応援している気持ちはかわりません。

新しい先生との出会いがまた、素晴らしいものになるといいなぁと。心から思っています。

かほちゃん、すずちゃん、めぐちゃん。

これからも、ピアノ頑張って続けていって下さいね。  

このシクラメンの色をですね、

昨日来てくれた　きりゅう君(4歳)　に聞いてみる流れになったんですが、

「さくらいろ」

と即答されました。

なるほど。

そっちの方がピンクというより素敵かもしれないですね。日本人ですし。

あと、彼の前に来ていた　なおちゃん(年長さん)

が、保育園でカエルを見つけたという話をしてくれたのですが、

「かえるだったら、ここの田んぼにもいっぱいいるよ」

って話をしたら、なんだか会話がまったく噛み合わなくなってしまい、

付き添いのお母様に聞いてみたところ、

「田んぼ、はわからずに、　トンボ　　と思っています」

との事でした。

この時期のお子さんは、言葉を大量に覚え始める真っ最中ですよね。

なんだか、それを目の当たりにした気がしました。

古巣のヤマハ音楽教室では4歳頃に耳が劇的に成長するというデータをもとに、

この時期に(質の)いいものをしっかり子供達に与えられるようにと、言われていました。

うちは、4歳ぐらいの生徒さんが何人かいます。

うちのレッスン部屋は、ヤマハのような設備は整って
ませんけど、

極力心がけなければなりませんね。  

ズバリ、五和中学校に違いないと思います。

最近、中３になった私の生徒さんがこの曲を練習していますが、

結構、難しいんです！

といいますか、メロディーは美しく、

和声(説明が難しいのですが、メロディーに対してのハーモニーの移り変わりの事としておきます)も他の学校とくらべてドラマティックに展開しています。

でも、それもそのはず！！！

この曲の作曲は、五和町ご出身のピアニスト鳥羽瀬宗一郎先生であり、

編曲が浦壁信二先生となっています。

ピアノに携わる立場からいえば、かなり贅沢だと言わざるを得ません。

そうなると、ピアノ伴奏も当然、単純ではありません。

ピアニストがかいた曲と編曲ということで、

ベストな響きを選択されている事がわかります。

逆に、ピアニストでなければ、あの伴奏譜は出来上がらないと思われます。


それで、私の生徒さん


「難しいー！もう弾ききらん！！」

の連発でした。

真剣にやれば弾けん事はないやろけど、、、。

と思いながら

「天草一難しい事は多分間違えないけん、がんばれ！」

と言い続けて、こないだ、やっと弾けるようになってました。

他の学校の校歌は

「みんなの歌を聴きながらあわせろ」

と、言うのですが、

こちらの校歌に限っては、右手のメロディーと歌のメロディーが多声音楽のようにステキに絡み合っていて、馴れないうちはつられてわからなくなる恐れがあるため

「みんなの歌を聴いてはだめ！」

と、言ってレッスンしていました。


また、他の学校の校歌は、どうしても難しそうな時は

「ここ、こうしたらちょっと簡単になるよ」

なんて、少しは言えたりするんですけど、

ここの校歌に限っては、見上げる程の大先生が作っておられる為


畏れ多くて、それが言えません(笑)

ですから、この生徒さんには

「私、この世界から追放されるけん、がんばってこの楽譜のままを弾いてくれ！」

と、言ってました。

２ヶ月ぐらいで、なんとか弾けるようになってくれて、一安心でした。  

昨日、お姉ちゃんと一緒にレッスンに来たみらりちゃんですが、

自分のレッスンの後、おねえちゃんを待っている間にグッスリ眠ってしまいました

新学期を迎えて、保育園のクラスが１つ上がり

お昼寝の時間が無くなってしまったそうで、

多分今回はそれが大きな原因かと思います。

でも、このソファーで、寝てしまう生徒さん、けっこういらっしゃるんです。

特に、兄弟姉妹で一緒に来られると、

片方のピアノの音色が完全に子守唄になってしまうようです。

この後、どんなに大声で呼んでも揺すっても、

眠りからさめることは無く、

結局、お母様に眠ったままだっこされて

帰られました