2014年05月18日
サティ様
本日5月17日(もう終わりそうですが)、
フランスの作曲家エリック・サティ様のお誕生日でありました。
フランス印象派の頃の作曲家だけあって、おしゃれで、雰囲気の漂う曲を後世に沢山残しています。
作曲家の中には、えらく個性的であったり、一癖あるお方も結構おられるのですが、
(お前にいわれたくない!と言われそうです)
その中にあっても、このサティ様は特に変人扱いされる事が多いようです。
なぜって、
彼の作った曲にはこんなものがあります。
「犬のためのぶよぶよした前奏曲」
「干からびた胎児」
「あらゆる意味にでっちあげられた数章」
・・・・・・・・・・
「ねぇ、何か悩んでるんだったら、私、話聞いてあげようか?」
と言いたくなる。
しかし、題名を良くも悪くも裏切って、「犬のための・・・」とか素敵な曲だと私は思います。
パリ音楽院に入学したものの、退屈してやめちゃいました。
さすが天才!・・・・・ではなく単に怠け者だったという話です。
鬼才・・・のほうが当てはまりそうです。
あの、ピカソとも交流があったらしい。
きっと同じ穴のムジナだったんでしょう。
きっと、時代が一緒ならばドクター中松さんもこの仲間に入れたと思われます。
有名曲としては
「ジムノペディ」や
「ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)」・・・・・・20代の頃に言われたらときめいたでしょうが、今言われたら完全に引くし。
「目的は何?????」な~んて。すみません、話広げすぎ(^_^.)
両曲とも、聴けばだれでも「あ~聴いた事あるかも・・・」と思うと思います。
紅茶、というより、コーヒーの方が合いそうです。多分。
でも、サティ様の曲で、忘れてならない曲がもう一つありまして、
曲名「ヴェクサシオン」・・・・・・・・・意味「いやがらせ」!!!!!
なんでこんなん作ったんだろ?
「あいつめ~こんちくしょ~のろってやる~~」とか、思いながら作ったのかどうかはわかりませんが、
1回演奏するのに1、2分。
この1回でも、テレビ見すぎて夜更かしした次の月曜日の朝に聞く朝礼の校長先生の話、という感じなのですが
なんと、これを840回繰り返せと、サティ様はおっしゃっているから、さあ大変。
たしかにこれは「嫌がらせ」です。
なんで830回ではだめなんだろ? なんで、きりのよい800回にしなかったんだろ・・・。
でも、それ以前に
「羊が一匹・・・・・2匹・・・・・あれ?今何匹目だっけ?????」
って、絶対なると思うんですけどね。